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不思議な迷宮に落ちていく

第12章 各領土に行ってみよう


今度は春の季節のある城にやって来た…
領土に入ったとたん何故か城の騎士たちに囲まれる…
「えーっとこれは…」
何人かは私の知っている顔無しの方だ…
魔法で切り抜けようと考えると…
遠くから白い耳の生えた変態が近づいてくる…
「お久し振りです。スノウ」
「ペーター…これは何?この人たちに何で囲まれなきゃいけないのよ…」
これからビバルディに会いに行こうと思っているのに…
「女王陛下の命令です。私たちもクローバーの塔に貴方を迎えに行こうとしていた所です…来てください…」
ビバルディが?何だろう…
「ええ、ってかこれからそっちに行こうとしていたから別にかまわないけど‥」
そう言いながらペーターの所に向かう…
「ありがとうございます。スノウ」
そう言って城に向かった…



城ではビバルディが機嫌が悪そうに玉座に座っている…
「何で旅に出る事を黙っておったのじゃ?しかも、危険な事に首をつっこんだとか…」
うう…ペーター、言ったな…
ナイトメアが教えたって言ってたっけ…
彼を横目でにらむと…そっぽ向いた…
「塔の問題だから…なるべく塔の領土内で解決したかったのよ…」
「しかしのぅ…わらわは退屈じゃった…アリスも最近来ないし…」
えーっと拗ねてるよ…女王様が…
「ねえ、ビバルディ!久しぶりに貴方の部屋に行ってみても良い?」
久しぶりに女王様と他愛もない話をするのも良いかもしれない…
春だと女の子のお祭りとかあって楽しいんだよね…
部屋に向かう道すがら雛祭りの話も出ているくらいで…
東洋のお祭りらしくて…
イギリスにはないお祭りだったな…
アリスも人形を作るらしい…
私も今度人形を複数個作って飾る事になった…
人形の材料を貰うと…
秋の領地…帽子屋屋敷に向かった…
食欲のわきそうな領土だよな…
料理の材料とかが揃ってる通りもそうだし…
本当に領主の行動とかが反映されるよね…
小さくため息をつくと歩き出す…
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