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不思議な迷宮に落ちていく

第12章 各領土に行ってみよう


夏の遊園地は盛り上がっていた…
「暑い…」
スノウはアクアを召喚すると…遊園地の中を散策していた…
そういえばゴーランドたちは…


あ、居た…
逃げよう…
「何で逃げんだ!スノウ!!」
だって…地獄のバイオリンの代わりにウクレレという大量殺害兵器の様な楽器を出すなんて!!
私はまだ死にたくない…
ほら、ボリスとピアスだって逃げてるよ!!
私はアクアを肩に乗せるとゴーランドの死角に回りこんで魔法で小さなハープを取り出すと弾き始めた…
耳がもげそうな音楽を聴いて具合の悪くなった人たちは元気を取り戻していく…
ゴーランドが音の出どころを探しているのが見える…
私だけど…黙っておかないと…
ゴーランドの事だから音楽の友と書いて楽友と呼びそうだからな…
私は音楽とかあんまり興味ないしね…
ってかあの殺人兵器みたいな音楽と私のハープを一緒にしてもらいたくない…
そう思うと、ボリスとピアスが居るプールに向かった…
「スノウ…ありがとうな…」
「ぴ?何でスノウが居るの?旅は?」
3人とも…久しぶりだな…
それにしても、暑いな…
「話すと長いから…ちょっと飲み物買ってくるね!!」
「お!俺も手伝うよ…」
ボリスと私は飲み物を買いに行った…
私が役持ちになったからといってもいつもと態度は変わらないでいてくれている…
ルールがからむ事は別として…
まあ、私はイレギュラーみたいなもんだからね…
そういえばゴーランドは…
ああ、ピアスと一緒に居るから彼の分も買っておこう…
タピオカ入りの飲み物を…
アクアには普通のミルクを買ってあげないとね…



そして、ピアスのタピオカ=何かの卵宣言で…
スノウが雷の魔法をプールから出て来たばかりの彼に浴びせたのは別の話…
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