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不思議な迷宮に落ちていく

第8章 クローバーの塔と仕事と魔法薬屋


絶対にそうだ…
ナイトメアってしごとだけでは無く健康管理まで部下に丸投げしてるもの…
そりゃあ疲れるよね…
「君の方こそ…グレイに何か心配事かけてるだろう…」
確かに…何かしら迷惑をかけてるかもしれないけど…
「ナイトメアにだけには言われたくない…9割方は貴方よ…」
グレイに抱きしめられながら答える…
そういえば…これって何時になったら元に戻るんだろう?
魔法で本を手繰り寄せると…
3時間帯後に戻るようだ…
…と言う事は
グレイの方を見る…
まだ放してくれそうにないな…
溜息をつくと…
顔無しのお姉さん2人が近づいて来て…
「ふふふ…久しぶりにユキさんが帰って来てくれたみたいで嬉しいです」
「はいこれ…ユキさんの洋服のセットです…スノウさんが使ってください…」
トランクを渡される…
今これを渡さなくても良いじゃん…
ご丁寧にとんがり帽子と…
「これ…」
緑の懐中時計だ…
「これから…宜しくお願いします…スノウさん」
「はい!」
余所者と役持ち…二つの側面を持つ少女は前に進んだ…
アリスはまだ彼女の事は知らない…
いつまで隠せる?
いつ正体を明かす?
本当の事を知った時…


…一体どうなる?
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