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不思議な迷宮に落ちていく

第8章 クローバーの塔と仕事と魔法薬屋


この時間帯は休憩を貰ったので塔の領土内を散策する事にした…
本当はナイトメアも誘っていたのだが…
はしゃぎすぎて書類に吐血をしてしまい…行けなくなってしまった…
「全く…」
あの病弱な引きこもりが…
夢だったら比較的に元気なのに…
せめて薬飲むか病院に行くかのどちらかしてくれればいいんだけど…
そう思い、溜息つきながら大通りに出る…
大通りには様々なお店が並んでいた…
時計塔に住んでいた時にあったお店もいくつかある…
幸いにもカフェブラダリは無かった…あのカフェには良い思い出が無い…
偶にはこういうのも良いな…と思っていると…
他のお店とは違うお店が見えてきた…
外観は緑と白が基調の可愛らしいお店で…
看板には帽子を被った兎のマークが書いてあり、その下には…
…魔法薬屋…
と書いてある…
何処か…懐かしい外観で…
時計塔にこんなお店があったっけ?と思いつつ…
入ってみる事にした…
店内も緑と白の基調の部屋で‥
自分の部屋と似た作りの内装だった…
「いらっしゃいませ~あら」
2人の店員らしきお姉さんが居た…
あれ…?あの顔無しのお姉さん達…何処かで…
「もしかして…スノウさんですか?」
「ええ…そうですけれど‥」
何でこの方たちは私の名前を知っているんだろう…
「失礼いたしました…おかえりなさいませ‥スノウさん」
「魔法薬屋にようこそ…」
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