第8章 クローバーの塔と仕事と魔法薬屋
スノウは自分の部屋の中に入ると‥
「さあ、理由を吐いてもらうわよ…ナイトメア…」
手から炎を出しながら言った…
「ひっ…スノウ…?」
彼女の心を読もうとしたが…
恐ろしい事しか考えていなかった…
その時のスノウの心の中はまさに…
魔女の顔だった…
「たっただ…休憩を取っていただけだ…」
「休憩…ね…」
それは明らかにおかしい事だ…
だって…
「今の時間帯から私仕事なんだけど…確かナイトメアとグレイも仕事の時間帯だったと思うんだけど…?」
「そっそうだったのか!?」
ナイトメア…あんた上司でしょう…
溜息つくと…
「ナイトメア…何が嫌なのかは分からないけど…仕事に戻るよ…」
引っ張っていこうとしたら…
「嫌だ!」
わわっ座り込まないでよ…
「何で私には冷たいんだ…?私は偉いんだぞ…」
「はあ?」
冷たいとかいう問題じゃなくてね…
「その偉い上司がサボってちゃダメでしょ?」
グレイもこんな上司でよくやっているよな…
この性格だと部下に自分の健康管理も任せていそうだし…
このままだとグレイ、過労死しそう…