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不思議な迷宮に落ちていく

第4章 舞踏会とゲームの終わり


あれ…?でも、ユキは?
一応魔女という役持ちでしょ?
「今の私は私であって違うから…」
「…それぞれの数字は間違えるほどに似ているものや対になるものもある…常に争い、領土争いをしているのに決着がつかないまま…12人は、その他大勢よりかは意味があるが、見落としされても代わりがきく…私達には顔がある。だが、他の者には顔が無い…定期的に出会わねばならず、撃ち合わねばならない。銃弾を撃ちあわねば進めない…」
もしかして…
「貴方達の正体って…時計…つまり時間?」
「そう、当たり…」
ついに見破られてしまったな…と苦笑いをする彼…
クイズになっていないクイズだったな…
「時計が命で心の臓…時は私達だというのに、心臓が無いと動けないなんて滑稽な話だ…」
そう言われてみれば…
ここはハートの国…
ハートは時計…
つまりは、時計の国だ…
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