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不思議な迷宮に落ちていく

第3章 夢と塔と日常


グサッ…
死を覚悟した頃…剣が目の前に突き刺さった…
「エース!やめろ!!」
「ゆっ…ユリウス!!」
助かった~
「今、スノウと鍛錬していたのに…」
「明らかにスノウが不利だろう…」
あれ…?ユリウスが優しくなってる…
何か悪い病気でも…あだっ
ユリウスがスパナ投げつけてきた!!
やっぱりいつもの引きこもり…あだぁーー
「スパナを連発で投げないでよ!!」
これ以上バカになったら…
「お前の頭は初めからバカになりようが無いから大丈夫だ…」
ひっひどい…
「あははっ…スノウは何時も面白いな!」
どういう意味だ…エース?
理由によっては…
「顔が怖いぜっ…あははっ」
「誰のせいよ…誰の?」
「良いから、銃をしまえ!銃を…」
あっごめん…
無意識に銃を構えちゃった…
ごめんね~アリスと違って銃を使う人だから…
でも、何だろう?この感じ…
いつもの狙撃の練習とは違う感じ…
何か大事な事を忘れてる気がする…
アリスと一緒に元の世界に帰る他に何かあったけ?
あと少しで思い出せそうなのに…思い出せない…
「この世界は夢だ…だから…思い出す必要はないよ…」
ナイトメアの声が聞こえたかと思うと…
すうっと頭の中が軽くなる‥


「…おい!スノウ!」
えっ?あれっ?
私…
「どうしたんだ?スノウ…ボーっとしてたけど…」
「あっごめん…ちょっと考え事してた…」
この世界は夢なんだから、目が覚めたらそこは…現実
はやく、元の世界に帰れるようにハートを集めないと…
次の時間帯も休憩だから…
アリスの所に行こうかな?
一緒に遊園地に遊びに行こうっと…
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