第2章 この国の住民とアリス
「宜しくな、俺はボリス=エレイ…チェシャネコだ」
「ボリスね!宜しく」
それにしても元気のいい人たちが多い領土だな…
ある意味凄い…
「スノウって遊園地好きか?」
はっ?
遊園地好きかって…
「一応好きですけど…」
「じゃあ、遊園地の中案内してやるから遊んで行けよ!」
ちょっ!!
ズルズルと引っ張られていく…
この国は強制連行が流行ってるの!?
そろそろ腕がw
ゲームができなくなるのは嫌だ!!
まだイーブイの厳選だってしてないし…
ガチパ作ってる最中だし…
どうしようかと考えてると…
…
…
…
高速移動しながらコーヒーカップが回ってるという…
いかにも危険そうな乗り物の前にやって来た…
「これは…?」
「これ?これは…ジェットコースターコーヒーカップ」
は?
ジェットコースターとコーヒーカップは混ぜちゃいかんやろ…
おもいきりグルグルと回りながら高速で動いてんじゃん…
「スリルあるだろ?」
といいながら乗り始めた…
あれ…この様子だと私も乗るしかないのか…
腹をくくるしかない…
そう思い、乗り込んだ…
実際に乗ってみるとあまりにも速くて…
速度を最大にしてるでしょ?
普通のジェットコースターと明らかに速度が違う!!
回転もするし…気持ち悪い…
これは乗っちゃアカン奴だ…
ご飯食べてなくて良かった…
ってか死にそう…
何でこの組み合わせにしたんだよ!!
安全装置も付いて無いみたいなんですけれど!!
…
…
…
…
…
「もう死にそう…」
スノウは恐ろしいジェットコースターに乗った後、近くの休憩所で休むことにした…
もう二度とあのジェットコースターには乗らない…
「あ~楽しかった」
隣には猫とおじさんが座っている…
あ~滞在地どうしよう…
とりあえず、遊園地は自分の心臓が持たないので…やめとくか
う~ん…やっぱりあそこにしようかな?
ちょ~っと問題があるけど、とりあえず行くか…
…
…
塔の階段きつそうだな…