第2章 この国の住民とアリス
引っ張られていると…
コンサートホールでバイオリンを弾いているおじさんが居た…
これが怪音波の正体か…
某漫画のガキ大将の歌よりも酷いぞ…これ…
ってかあの人の使ってるバイオリン…何かおかしくね?
「オーナー!!お客さんです!」
「アリスの友達らしいですよ!!!」
「何?アリスの友達だと?」
おじさんは演奏をやめる…
あ~止めてくれてよかった…
「スノウ=ドリームローズです!よろしくお願いします!!」
あれ?この人も私の事じろじろと見てくる…
「スノウ…お前も余所者だろ…」
「そうですけれど…」
「俺はゴーランドだ!よろしくな」
おじさんはスノウの頭を撫でた…
「おっさん!!」
あれ…また別の人の声…
「おっ!ボリスじゃねーか!!」
「また演奏してたんだって?」
うわ~ピンクの猫だ…耳触ってみたい…
ネコ耳って萌えるし…
「あの…ピンク猫さん…」
「ん?」
こっちの方を見たよ…猫やっぱりかわいい!!
「この子…誰?」
「アリスの友達で、この子も余所者だ…」
「スノウです!宜しくお願いします!」
とりあえず挨拶だけしとくか%