• テキストサイズ

〜K〜

第1章 出会いと別れ









男「赤のクランか!」

あ「違います。知りたいですか。」

男「貴様ぁぁ!」

あ「はぁ!」









シュンッ







男「グハッ!」






あ「いいましたよね。容赦なく排除すると。」








凛の身体から緑の陽炎が現れた。





ぶわっ









ぱさっ









巻き起こった風でフードが脱げ、深く赤い長い髪が翻る。









あ「黄金に伝えてください。アンナちゃんに手を出した落とし前は必ずしていただくと。」











シュンッ シュンッシュンッ シュンッ!







男「ぐぁっ!」

男「グハッ!」

男「うわぁぁあ!」




大きなバンの近くに意識を失ったウサギ達が横たわった。








あ「さてと。」








凛はバンに近寄ると、ドアを開けて中を確認した。

そこには、ロープで縛られ怯えて丸くなっているアンナがいた。








あ「........アンナちゃん。大丈夫?」

ア「っ........」



私はアンナの縄をほどいた。





あ「怖かった?もう大丈夫だからね?」

ア「............だ....れ?」

あ「........私は凛。」


すると、アンナの視線が上にいった。





ア「綺麗な赤............」

あ「あっ........ふふっ........アンナちゃんを助けるのに必死で、フード取れたの気づかなかった(^-^)」




私は赤い長い髪を再びフードにしまった。







あ「さぁ!帰ろ?送っていってあげるから(*^^*)」



/ 11ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp