第30章 寝ている友達の前で / ※微裏
しばらくすると、急に静かになったのでリビングを覗くと、切島くんは寝ているようだった。
「…ったく、勝手に寝やがった。」
『あはは、そうなんだ…』
勝己くんもほんのり顔が赤くて、なんだか色っぽい。
あまり見ないようにしていたけど気づかれた。
「リルル…こっち、こい…」
急に声のトーンが変わってドキッとする。
そんな甘い声で言われたら断ることなんて出来なくてそばにいく。
『な、に…? んぅっ!?///』
「…っ、はっ…」
腕を引き寄せて、唇を奪う勝己くん。
お酒が混じった甘いキスだった。
『…ちょっ、考えてるのっ/// 目の前に切島くんがいるのにっ//』
「…だから、声漏らすんじゃねぇぞ?」
『…えっ//』
そう言うと、またキスをしてくる。
角度をかえて、まるで唇を食べるような。
『…んっ、ふぁっ……っ⁉︎///』
そして服の中に手を突っ込んでくる勝己くん。
抵抗しようとするけど、その音で目が覚めるかもしれないと思うと出来なかった。
『……はぁ、はぁ///』
「っは、…ここ、かてぇけど?」
『…やっ、んんっ//』
唇が離れて、ニヤニヤしながら胸の突起を弄る。
『んや…っ…// はぁ、声、でちゃ…っ///』
「…俺の肩でも、噛んどけ…」
ぎゅっと頭を勝己くんの肩に押さえつけられる。