第29章 肝試しの最中に / ※甘裏
「…敏感すぎだろ、外でヤって興奮してんのかよ」
『…ち、がっ///、んんっ、やぁぅ///』
両手で突起を弄られる。
親指と人差し指でくにくにと摘んだり、それ以外の指で胸を揉まれたり。
目の前は林だけど、誰かに見られてしまうんじゃないかと思うと勝己くんの言う通り興奮してるのかもしれない。
『…かつ、きく、んっ///、はぁっ、んんっ…かお、みた、いっ///』
「…っ、急に、…ンなこと言うなっ…//」
そう言いつつも体勢を変えてくれる勝己くん。
私は木を背にして、その前に勝己くんがいて、正直さっきの体勢は目の前が真っ暗だったから怖かった。
「…これで、満足かよっ…」
『…うんっ//』
「…っ、もぅ、とまんねぇからなっ…」
『…んっ…ふぁ///』
勝己くんは左手でぎゅっと腰を引き寄せてまた私の口を塞いだ。
ちゅっ、ちゅってリップ音と、私と勝己くんの吐息が混じる。
「…っ、はぁ、…んっ」
『…ん、ふぁっ、…っ///』
勝己くんが吐息を漏らすほど、夢中になるなんて珍しいな、なんて思いながらキスに酔いしれていると、勝己くんの右手が下着へと移動する。
『…んっ、ふっ//』
下着越しに敏感なところを擦られて、足をもじもじさせてしまう。
それよりもう息が続かなくて、ぎゅっと勝己くんの両腕の袖を握った。
「…っ、腰、動いてんぞ、…っ」
『…だ、って…んっ…やぁっ///』
「…ちゃっかり、濡れてるしよ…」
『…やだぁ、いわ、ないでっ…///』
「…おら、片足あげろっ」
勝己くんにしがみつきながら、片足を少しあげると、するっと脱がされる。
「…糸、引いてんじゃねぇか、濡れすぎだろっ」
『…〜〜っ///』
触られた時に自分でも凄い濡れているのはわかっていたけど、こんなに濡れてたなんて思わなかった。
勝己くんの顔は今までに見たことないくらいニヤニヤした顔で見つめてくる。
「…こんなド淫乱だとは、知らんかったわ…」
『……ぅっ///、やっ//…ぁあぁっ///』
急に2本ナカに指を入れられて大きくのけぞる。
ぐちゅぐちゅと静かな林の中で響く音。