第10章 御手杵 ハロウィンの戯れ・:*+.
「いろは気持ち良かったか?」
快感で潤んだ瞳で御手杵さんを見つめ、こくっと頷く。
「可愛すぎてやばいな…もう我慢できない。いいか?」
「あ…んっ…御手杵さん…きて」
御手杵さんは自身の反りたった昂る欲望を私の蜜口に擦りつける。
幾度となく与えられてきた彼からの甘い刺激に期待してしまう。
御手杵さんはそれを中に挿れゆっくり律動を始める。
「あぁ!…なんか…今日いつもと…違う」
感度が高まっている私は、彼のものを受け入れただけでもう達してしまいそうだった。
「いつもより気持ちいい?…っ!俺も…」
私の体を揺らしながら、内壁を熱を持った大きな欲望が荒々しく掻き回す。
激しく何度も何度も突かれて、肌がぶつかり合う音に合わせてベッドが軋む。
「っ!あぁ…だめっ!イっ…く!」
弱いところを重点的に攻められ、襲いかかってきた快感に抗えず、身体を震わせて達してしまった。
「っ…まだ…もっといろはがほしい」
御手杵さんは中の締め付けに必死に耐え、余裕のない表情で私を見つめる。
その愛しい表情に私の中は疼き、また彼のものにぎゅっと絡みつく。
「やっ!御手…杵さ…だめっ!もうイっ…ちゃ…たのに」
「好きだ…いろは…」
御手杵さんは私の脚を肩に乗せて、より狭くなった中で再び律動を始める。
腰が浮かされ、いつもよりも深く最奥に彼のものが突き刺さる。
「んっ!…っ!」
御手杵さんが私の唇を強引に奪い、お互いの舌が熱烈に絡め合う。
欲望に呑まれた彼の瞳に、蕩けた顔の自分が映り、羞恥心でおかしくなりそうになる。
「っ!イっちゃ…!やぁ!」
最奥を激烈に突かれて私はまた絶頂を迎えてしまった。
体が大きく震え、全身が痺れ、思わず彼の欲望から逃れようと腰を引いた。
「いろは…逃がさない…ずっと」
「やっ!無理…もぅ…はっ…でちゃう…」
御手杵さんは抽送を止めてくれない。
腰をぐっと掴み、隙間なく中を擦られると、もう意識朦朧として強すぎる快感に瞳から涙が零れる。
気づくと蜜口からは厭らしい水が溢れ出て、ベッドのシーツを濡らしていた。
「あっ!もぅ…やめて!…んっ!」
「っ…!いろは…俺も…出すぞ?」
中でお互いを強く強く締め付け、御手杵さんは搾り取られるような甘い快感に顔を歪めながら、どくどくと脈打つ熱を一滴残らず出しきった。