第8章 宗三左文字 籠の中の歪んだ愛・:*+.
「まだまだ足りませんね?」
僕は彼女の背中を抱き寄せ、うつ伏せにする。
そのまま突き出されたお尻を掴み、蜜口へまだまだ熱の冷めない欲望を挿し込む。
「っ!宗三さっ…無理で…っ!もぅ…壊れちゃう!」
一気に奥を突かれて、あっけなく達してしまう彼女。
何度も絶頂を迎えた彼女の身体は、深い快感に呑まれがくがく震える。
「僕のものになりますか?」
「なっ…る…なるから!…もう…やめてっ」
素直で可愛い彼女。
あぁ。もっと愛したい。
「あぁぁ…もぅ…やめっ…あっっ!」
「あぁ…!愛して…います…いろは」
僕は最奥に向かって激しく律動し、彼女の強い締め付けに絶頂を迎える。
搾り取られるような感覚に酔いしれながらドクドクと脈打つ欲望から甘い熱を吐き出した。
達しても達しても終わらない甘美な快感に彼女はついに意識を手放した。
僕は彼女を抱き上げ、審神者部屋まで運ぶ。
ベットにゆっくりと横たえて、彼女の頬を優しく撫でる。
「僕はすっかりいろはに染められてしまいました。こんなにも愛してしまうなんて…いろはは恐ろしい人だ。」
きっと貴方は私を求めてしまうでしょう。
見えない鎖に繋がれて、僕の籠に閉じ込められてしまったから。
この世界には貴方と僕しかいりません。
永遠に愛し続けますよ?
たとえこれが歪んだ愛だとしても…
Fin