第7章 御手杵 ピュアな彼の秘めた欲望・:*+.
その間も彼からの刺激は強さを増し、私の最奥を攻め続ける。
先ほどから与えられ続けた刺激で身体の感度は更に上がり、腰が勝手に浮き、彼を全身で求めているのが分かる。
今までと全然違うっ…
今までどれだけ御手杵さんが優しくしてくれていたのかが思い知らされる。
それでも彼に求められる事が嬉しくて、必死に受け入れる。
「やっ!だめっ…もう…イくっ!」
私は最高潮の快感に浸りながら達してしまった。
「なぁ。いろはには俺だけだろ?」
私が達したにも関わらず御手杵さんは腰の動きを止めてくれない。
「あっ!もうっ…イった…ばっかりなのに…やぁ」
私は先程よりも深く奥まで繋がる感覚に、身体中に感じた事のない熱が宿る。
「ちゃんと答えてくれるまで…やめない」
「やっ!んっ…御手杵さん…だけっ…好き…」
御手杵さんは嬉しそうにほほえみ私の足を持ち上げ、更に腰を激しく打ち付ける。
私は何かが迫ってくるような感覚にぞくぞくして震え始める。
「やっ!だめぇ!おかしく…なる!もぅ…」
「はぁ…っ…愛してる…いろは…」
絶頂を通り越した甘美な刺激に、脚はがくがくして頭は真っ白になる。
「あぁ!もぅ…イくっ!あぁぁ!」
私は未知なる快感に呑まれ、彼の欲望をきつくきつく締め付ける。
「っく!…俺も…出すぞ?」
御手杵さんは欲望のすべてを私の中に吐き出し、私はそのまま意識を手放した。
翌朝ー。
「…んーっ」
「おはよういろは。身体は大丈夫か?」
私は寝ぼけながら隣にいる御手杵さんに抱きつく。
「昨日は…無理させて悪かった。」
私の頭を撫でながら、困ったように笑う彼に口付ける。
「ふふ。御手杵さんの新しい一面が知れて嬉しかったですよ?」
「本当か?いろはに嫌われたらどうしようって不安だった。」
「逆にもっと好きになりそうで困ってます。これからも昨夜のように…いっぱい求めてほしいです…」
私は顔を赤らめながら、熱を持った瞳で御手杵さんを見つめる。
「っ!あんまりかわいい事言って煽るなよ…すぐ欲しくなっちまう…。俺は突くことに関しては誰にも負けないからな?」
「んっ…まだ朝なのにっ…あっ!」
二人の甘い甘い朝はまだ始まったばかり。
Fin