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*・*刀剣男士と花咲く恋*・*【刀剣乱舞】

第7章 御手杵 ピュアな彼の秘めた欲望・:*+.


「御手杵さん!!」
御手杵さんの部屋に飛び込み、座っていた御手杵さんを勢い余って押し倒してしまった。

「っわ!びっくりした!いろは…」
「私…本当にごめんなさい。御手杵さんの気持ちちゃんと考えずに、自分の気持ちばかり押し付けました。」
御手杵さんは身体を起こしながら、揺れる瞳で私を見つめる。

「いや違う。いろはは悪くない…俺、誰かと恋仲になるとか初めてでさ。分かんないんだよ。女が喜ぶこととか…。気の利いた言葉もかけてやれない。」
節目がちに苦笑しながら胸の内を伝えてくれる。
「そんなの要らないです。私はそのままの御手杵さんが好きなんです。だから…私には他の人の方が良いなんて言わないで…」
溢れ出した涙で視界が滲む。

「俺、自分ばっかりいろはを好きな気がして。嫉妬とか独占欲とか出したらいろはに嫌われそうで…自分の気持ち抑えてた。
…本当の俺は多分もっと扱いづらいぞ?」
私の涙を拭いながら、窺うように見つめる御手杵さん。

「…御手杵さんの全部見せてください。嫌いになんてならないから。むしろもっともっと好きになります。」

「っ!」
御手杵さんは強引に私の唇を奪う。
「んっ…あっ…っ」
どんどん深くなってくる口付けに息が乱れ始める。
「んっ…はぁ。」
「なんで昨夜は部屋に来なかったんだ?
俺、嫌われたかと思って…心配した。」
「御手杵さんの気を引きたくて…ごめんなさい。」
「気なんて引かなくても、俺はとっくにいろはに溺れてる。」

「あっ…ん…おてぎ…っ」
御手杵さんは私の下唇を甘く噛み、舌で私の口内をねっとり味わう。
「やっ…んっ…はぁはぁ。」
角度を変えて何度も何度も与えられる刺激で身体が疼き、息をするのもままならない。

その激しい口付けを続けながら、御手杵さんは私の帯を解き、着物を乱して肌を外気に晒す。
そしてそのまま上半身の豊かな膨らみを揉み始める。
「あっ…んっ…もぅくるしっ…」
私は次から次に繰り出される刺激に息が浅くなり、御手杵さんの胸を押し返そうとするがびくともしない。

「っつ!!あっ!」
その後やっと唇を解放され、次は首筋や鎖骨に口付けが落とされる。
いつもよりも強く吸われ、御手杵さんの印がつけられていく。
「なぁ…俺のって証つけて良いよな?」
その欲望丸出しの色気を孕んだ声にぞくっとする。
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