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*・*刀剣男士と花咲く恋*・*【刀剣乱舞】

第4章 にっかり青江 ずるい彼は満月に野獣と化す・:*+.


私の答えを確信しているくせに。
彼の心内は絶対に教えてくれないくせに。
でも抗えないこの熱い想い。
私はいつだって彼に勝てない。

「…はい」
潤んだ瞳で彼を見つめながら、決まりきった答えを出す。

「ふふ。あぁ今日は満月だねぇ。こんな日は僕に宿った野獣が姿を現すかもね?」

「見せてみなよ。恥ずかしがらずにさ…いろはの全てを。」
激しい口付けから解放され、息を乱しながら呼吸をする私の頬を優しく撫でてながら耳もとで囁かれる。

ぞくっとするほどの色気の孕んだ言葉にくらくらする。
そのまま帯をするすると解かれ、乱された着物から白い肌が徐々に外気に晒されていく。

「きれいだね。月明かりに照らされて…このまま食べてしまいそうだよ」
優しく私の身体に口付けを落としながら、彼の印が肌に赤く咲いていく。
そのぴりっと感じる刺激は徐々に強くなっていき、これからされる事への期待に変わっていく。

彼は肌への口付けを続けながら、片手で柔らかく豊かな膨らみを揉み始める。

「あぁ…んっ!だめっ…」
「もっとしてほしいのかい?」
彼は硬くなった先端を指で引っ張り刺激を与え続ける。
その甘美な刺激に膝が震えて立っていられなくなる。

「つらいかい?ここに手をついてごらん?」
彼に言われるがまま机に手をつくと、私を後ろからぎゅっと抱きしめ背中に口付けを落とし始める。
その間も上半身の膨らみへの刺激は止まらない。

次の瞬間、彼の片手が私の太腿の内側を優しくなでる。
「っ!やっ…そこは…んんっ…」
私は身体を捩り必死に脚を閉じようとするけれど、ぐっと彼の脚を入れ込まれ抵抗できない。

「ここはもう待ちきれないみたいだよ?」
私の秘部からは蜜が数滴垂れていて、彼からの刺激を待っているのが丸わかりだ。

「やだぁ…にっかりさ…みないで…」
卑猥な自分を知られるのが恥ずかしくて堪らなくて必死に懇願するけど、思いは虚しく彼の指が割れ目をなぞる。

「ふふ。こんなに濡らして…僕を待っていたのかい?」
「あぁぁ!…んっっ…きもちい…」
「ほら窓を見てごらん?乱れる君にそそられるよ」
「…っ!」
思わず顔をあげると、真っ暗な外の世界が窓を鏡に変えて自分の姿を写していた。
その光景があまりに厭らしく身体はさらに紅潮し、自分の中がきゅっと疼いた。
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