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*・*刀剣男士と花咲く恋*・*【刀剣乱舞】

第18章 大倶利伽羅 蕩けるチョコは甘い媚薬・:*+.


低いのに甘えを感じさせるその声にときめいて、かぁっと顔が赤くなってしまう。

可愛い…可愛すぎるっ…!!
普段そんな事を絶対に言わない伽羅が、口にした一言が頭にこだまして胸がきゅっと締め付けられる。

「伽羅はずるい…。誰かに縛られるの嫌がるくせに」
「お前になら縛られても嫌じゃない」
「っ!」
自分でもはっきり分かるぐらい中がきゅっと締まって、欲望の存在をはっきり意識してしまう。

ずるいずるい…
好きが溢れて止まらない。
こんな伽羅…反則だ。

「耳まで真っ赤だな?こんな締め付けて…可愛い」
「あっ…ちょっ…んっ…!伽羅…待っ…あぁっんっ!」
伽羅はくすっと意地悪に笑うと、私の腰を持ち上げ一気に落とす。
最奥にごちゅんっと突き刺さる快感に、身体は反り、頭に星が飛んだようにチカチカする。

「食べたい」
「えっ?あぁっ…んっ…い…今?…このままで?」
伽羅は箱を開け、タルトを口に入れると、ゆっくり堪能して私にも口移しで与える。

「美味い」
「んっ…ふぁ…あぁっ…」
口に入ったチョコが濃厚な口付けに絡められ、溶け出して鎖骨に落ちる。
肌に落ちたチョコを伽羅がねっとり舐めとると、自分まで食されているような感覚に陥っておかしくなりそうだ。

伽羅の食べている姿は何度も見てきた。
でもいつもと全然違う。
口元に触れる長い指も、唇に付いたチョコを舌で舐めとる仕草も色っぽくて目が離せない。

「もっと欲しい。チョコもいろはも…全然足りない」
その間も伽羅は腰の動きを止めてくれず、強弱をつけながら奥をぐりぐりと刺激し続ける。
また一つタルトを口に入れ、口付けられると甘いチョコがお互いの舌に絡み合って涎に溶けて身体にぽたぽた落ちていく。

くちゅくちゅ…ぱちゅぱちゅ…
上下の口から厭らしい水音が漏れて、部屋に響き渡る。

「こっちも甘いな」
「やっ…伽羅こんな…あぁっ…んっ…!」
伽羅は私の胸の中心に落ちたチョコを舐め取りながら、硬くなった先端を舌でレロレロと転がして味わう。
時よりちゅうっと強く吸われるとびくっと身体が跳ね上がってしまう。

甘い。熱い。恥ずかしい。苦しい。幸せ。
感情が溢れ出して、頭の中がぐちゃぐちゃだ。
ただただ気持ち良くて、伽羅にとろとろに溶かされていく。
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