第18章 大倶利伽羅 蕩けるチョコは甘い媚薬・:*+.
「あぁんっ…かっ…ら…んっ!あっ、あっ…やぁっ!」
「っ…!締まったな…気持ちいいか?」
左右の脚を大きく開かれ、秘部の蕾をぐりぐりと弄られながら、こちゅこちゅと小刻みに内壁を打ち付けられる。
「あぁっ…きもちい…伽羅は?あっ…!んんっ…幸せ?」
「幸せだ…。愛してる」
顔が近づき、何度も口付けられると愛しさが溢れて、縋り付くように伽羅の首にぎゅっと腕を回す。
もう頭がふわふわして、与えられる快感に身を委ねるしかできない。
「あぁっ…んっ!…伽羅…私もう…あっ…」
「いろはっ…俺も…っ…良いか?」
ぞくぞくと迫りくる快感が弾けた瞬間、私は身体を震わせ甘美な絶頂へ誘われた。
伽羅の欲望がどくどくと脈打ち、お腹にじゅわっと熱が広がるのを脱力した身体で感じる。
「はぁはぁ…あっ…!伽羅…」
「もっと…全然足りない」
伽羅は私をぐっと起き上がらせると同意を求めるような瞳で私を見つめる。
大好きな伽羅に求められて拒むなんて出来るわけがなく、私はぎゅっと伽羅の首に腕を回す。
「あっ…んっ…!あぁんっ…あぁ…」
「っ…!…いろは…」
伽羅がゆっくり私のお尻を持ち上げ、蜜口へ欲望をあてがうと、更なる快感を期待するように奥がきゅんと疼く。
さっき達したばかりの伽羅の欲望はすでに大きく膨らみ、私を求めるようにさらに質量を増す。
「あっ…伽羅…あぁんっ…んっ…」
「はぁ…いろはの肌…甘い匂いがするな」
「んっ…あっ…今日バレンタインだから…伽羅にお菓子作ってて…」
「本当か?」
伽羅が一瞬、動きを止め私をじっと見つめる。その嬉しそうな顔があまりに可愛くてふふっと笑みが溢れる。
「…っ!すまない。せっかく作ってくれたのに…気付くのが遅くなってしまった」
伽羅は床に無造作に倒れた箱に気づき、申し訳なさそうに手を伸ばす。
「気にしないで?…でもちょっと焦げちゃって…。伽羅のせいだよ?伽羅が他の女性と仲良くしたから私っ…あっ…んっ!」
伽羅を笑顔にする為に、わざと拗ねた素振りをして発した言葉は、伽羅の口付けで奪われてしまう。
「嫉妬か?…堪らなく可愛いな」
「うそ…。焼きもちなんて子供っぽいでしょ?」
「いや。…もっと俺を束縛しろよ?」
蕩けるような笑顔で囁かれて、鼻と鼻がくっつけられる。