第17章 燭台切光忠　伊達男に身も心も奪われて･:*+.

「んっ！あっ…あぁっ！やっ…みっちゃ！…待っ…」
みっちゃんは自身の昂ぶる欲望を私の秘部に擦り付ける。
いつもとは違うみっちゃんからの激しい刺激で身体は敏感に反応し、蜜口がじゅわっと潤い始める。

「もう僕じゃだめなの？僕には君だけなのに…」
「ひゃ…！あっ…ちがっ…みっちゃ…んっ！やっ…あぁぁ！んんっ！」
みっちゃんは蜜口から欲望をぐっと沈めると荒々しく抽送を始める。
まだ慣らされていない私の中にぐりぐりと入り込んでくる欲望。そのいつも以上の圧迫感に思わず大きな嬌声が出てしまう。

「みっち…！聞い…て…はぁ…あぁぁ！…んっ…やぁ…！んんっ！」
「っ…いろは…僕だけを見て？…僕だけを愛して？」
みっちゃんの荒々しい吐息が耳に響く。
ごちゅごちゅと内臓まで突き上げるような激しい抽送に、私の身体は跳ね上がり、瞳からは涙がこぼれ落ちる。

本当にみっちゃんなんだろうか。
熱に浮かされて、もう何も考えられない。
ただただ彼から与えられる甘美な快感の闇に堕ちていく…。

「あぁっ…！んんっ…！あっ…もぅ…だめっ…！イくっ…！…あぁぁ！」
いつもより強引なみっちゃんの動きに身体は苦しいはずなのに、与えられる快感を悦ぶかのように欲望をきつく締め付ける。
私は抗えない快感にびくっと身体を揺らし、絶頂を迎えた。

「いろは…こんなかっこ悪い僕…嫌になった？」
「んっ…はぁ…そんな顔…しないで？そんな苦しそうな泣きそうな顔…あっ…嫌なわけ…な…っ！んんっ…」
くたっと力が抜けた私に、懇願するような瞳で深く口付けるみっちゃんの表情は堪らなく切ない。
下唇を甘く噛まれ、みっちゃんの舌が口内を刺激して、また言葉を奪われる。

「ねぇ…もっと聞かせて？もっと見せて？僕しか知らないいろはの全て。全部僕のだって教えてよ？」
「みっ…ちゃ…！あっ…あぁんっ！うっ…はぁ…あぁぁ…！やぁ…！」
お互いを繋いでいた銀色の糸がぷつりと切れた瞬間、みっちゃんはまた激しい腰の動きを始める。
あまりの快感に縛られた手首をみっちゃんの背中に回し爪を立ててしまう。

辛い。息苦しい。気持ちいい。切ない。愛しい…。
感情が快感に追い付かずに、もう頭も身体もぐちゃぐちゃになる。