第17章 燭台切光忠 伊達男に身も心も奪われて・:*+.
「いろはちゃん起きて?おはよう」
微睡む私に甘く囁くみっちゃんの声。
「んん…みっちゃん…。寒い…」
そのあまりに優しい声に私はまた夢の中へと誘われる。
ぎゅっとみっちゃんに抱きついて温かい体温に触れていると、もうずっとこのままでいたいと思ってしまう。
「こーら?起きないと悪戯しちゃうよ?」
みっちゃんは優しく私に口付けると、寝巻きの中に手をすっと差し込み太腿を撫でる。
「ふ…んっ…あっ…」
眠気が徐々に覚めてきて、昨夜の情事が甘く刻まれた身体が疼き始める。
「今からちょっと刺激的な朝にしようかと思うんだけどどう思う?」
「み…みっちゃん!もぅ…起きるっ!…から…あっ!んんっ…やっ…」
みっちゃんの手は徐々に上がり、私の秘部を隠す下着の中に入っていく。
「いろはちゃん…昨夜もあんなに愛し合ったのにまだ足りないみたいだね?」
「そんな…んっ…あっ…あぁ…!」
昨夜、みっちゃんにたくさん愛された事を覚えていたかのように、秘部はすでに蜜で潤っている。
「こんなにとろとろになって…触って欲しかったの?」
「やっ…あぁ…んっ…!みっちゃ…朝からそんなっ…んんっ!」
何とかみっちゃんの胸を押し返し、布団から出ようと試みても、与えられる甘い刺激で身体に力が入らない。
「逃げちゃだめだよ?こんなに蕩けて…可愛いいろはちゃんを見せられて、もう僕も止まれない」
「あっ…んっ!あぁん…っ…はぁ…みっちゃん…!」
みっちゃんは私の中に指をぐっと沈めると私の弱いところをぐちゅぐちゅと掻き乱す。
私の身体を知り尽くしているみっちゃんからの恍惚な刺激に身体はびくびくと反応し、何も考えられなくなる。
「可愛い…いろはちゃん。もっともっと愛したい」
びくっと身体を震わせて、絶頂を迎えた私の中から指を引き抜きぺろぺろと蜜を舐めとると、自身の昂ぶる欲望を蜜口に擦り付ける。
その快感に私も堪らなくみっちゃんを求めてしまう。
「あっ…みっちゃん…。はぁ…私も…みっちゃんが欲しい」
「いろはちゃん…僕の全部をあげる」
みっちゃんが私の中に欲望を沈めると、一つになれた幸福感と甘美な快感で満たされて瞳が潤む。
朝の日差しを浴びながら、こんな淫らな事をしているという羞恥心が私の身体をさらに紅潮させる。