第15章 鶴丸国永 君に恍惚な驚きを…・:*+.
○●おまけ●○
ー翌日。
会議を終えて本丸に帰宅すると、「鶴丸がいなくなって、本丸は大混乱だった!」と清光と長谷部さんにきつくお灸を据えられた鶴丸さん。
「あ…あのっ…」
「主は何も心配せず部屋に戻っていてください。鶴丸にはこの長谷部が強く言い聞かせておきますので…」
口を挟む事ができず、心配しながら自室で着物を着付けていると、鶴丸さんがひょこっと顔を覗かせる。
「いろは!洋服を脱いでしまったのか…」
「鶴丸さん!…お説教は終わりましたか?」
「あぁ。難なく切り抜けてきた!」
「難なく…。でも本当にもうあんな事しちゃだめですよ?」
「分かってる。それより…今日の夜も楽しみだなぁ?」
「えっ!?鶴丸さんっ!それ…」
鶴丸さんは胸元から大人の玩具を取り出し、にっこりと笑う。
「あの宿で購入できてな…持ち帰った!いやぁ…令和は楽しい時代だったな。また行こう!」
「まっ…待ってください!まさかそれ…」
「はははっ!可愛いいろはを想像すると…夜まで待てないな?」
「…鶴丸さんっ!」
その夜も鶴丸さんと驚きに満ちた甘くて蕩ける時間を過ごしたいろはでした♡
Fin