第15章 鶴丸国永 君に恍惚な驚きを…・:*+.
「っ!もぅ!鶴丸さんひどいです!もう知りませんっ!」
私は鶴丸さんから離れるように立ち上がり、扉に手をかける。
「おっと!いろは?すまなかった。頼むから機嫌を直してくれ。」
私をぐっと抱き寄せ、耳元で優しく囁くいつも通りの鶴丸さんに内心ほっとしながら、私はわざと怒っている素振りをみせる。
「だめです。鶴丸さんはいつもそうやって私をからかって…わっ!」
鶴丸さんは細い身体からは想像ができない力強さで私をいとも簡単に抱き合げて、ベットに沈める。
「ほら。好きな女ほど悪戯したくなるって言うだろ?」
「…っ!鶴丸さんずるいです。」
「君よりもすこーし長く生きてるからな?」
鶴丸さんは色気の孕んだ瞳で笑うと、私の首筋に強く吸い付いた。
「あっ!っ!…鶴丸さん…そこはだめっ…隠せないです」
「真っ白な肌に赤い華…まるで鶴のようだな?」
私の言葉はお構いなしに敢えて隠せない場所に自分の印をつけていく。
「鶴丸さん…あっ…んっ!」
そのまま着物を乱され、鶴丸さんの手が身体の線を撫でる。
そのまま胸元に顔を沈め、豊かな膨らみの先端をぱくっと口に含み舌で転がされる。
「あぁ…んっ…やぁ!っ…」
片手でツーっと太腿を撫でられると、これから触られる場所が期待しているかのように疼き始める。
「ほら?もっと脚を開いてくれ」
「やっ…あっ…鶴丸さん」
「もっと気持ちよくなりたいんだろ?」
「っ…!意地悪…しないで…」
「ははっ。その顔最高に可愛いな?」
鶴丸さんは満足気に笑い、私の秘部を指でくりくりと弄り始める。
「あっ…んっ!っあぁ…きもちぃ…っ!」
そこは鶴丸さんの指を滑らすには十分なほど蜜が溢れ出し、指の動きに合わせてぴちゃぴちゃと厭らしい水音が響く。
「もう…だめっ…イっちゃ…う!あっ!んっ」
鶴丸さんは上半身の膨らみを舌で、秘部を指で執拗に刺激し続ける。
敏感な場所を同時に攻められて、腰ががくがくと震え快感の渦が押し寄せる。
「おっと!まだダメだぜ?」
「んっ…はぁはぁ…鶴丸さん…お願い」
絶頂を迎える瞬間、鶴丸さんはすべての刺激をやめてしまった。
急に身体から引いていく熱の空虚感に耐えられず、懇願するように鶴丸さんを見つめる。