第1章 イケナイ気持ち
次の日は晴天が広がる日曜日。
兄も私も休日だ。
しかし…。
「ん、はぁはぁ、あ」
ぴちゃぴちゃ、とリビングに響く水音。
「朝から濡れ濡れだぞ?柚」
そう言う兄は、私はソファーに座らせ足を開かせたまま秘部を舌で舐めている。
「もぅ、お兄ちゃんがおまんこペロペロするからでしょ?」
私は顔を真っ赤にしながら股に顔を埋める兄を見下ろし言った。
私達の休日といえば、大概朝からセックスをしている。
時には買い物もいいけど一日中兄といちゃいちゃしたい私にとっては最高の一日でもある。
「仕方ないだろ?柚に触りたくてしょうがないんだから」
兄は舌で秘部を大きく舐め回しながら、
既に自分の自身を扱きあげていた。
「ぁん、はぁはぁ、ぁ…あ」
感じる愛撫は頭の中が蕩けそうな程気持ちいい。
私の一番感じる場所を何度も刺激してくれば、
更に強い快感を自然と求めてしまう。
「お兄ちゃん、もぅ…欲しい、よぉ…」
「何が欲しいんだ?」
兄はわざとらしく笑いながら言ってきた。
わかってる癖に敢えて私に言わせようとするのだ。
「おまんこに、お兄ちゃんの、おちんぽ…欲しいよ…」
照れた様子で呟けば、フッと兄は目を細めた。
そしてそのまま肉棒を秘部にあてがりズボッと勢いよく挿入してきた。
「ほら、柚が大好きなおちんぽだぞ。さっきも朝起ちのちんぽしゃぶって、精子飲んだばっかりなのに。また欲しくなっちゃったか」
つい数時間前も、寝起きで兄の肉棒を扱き上げたばかり。
しかしそれだけでは私の欲情は収まりきれなかったのだ。