第1章 イケナイ気持ち
「実は…、俺も柚の事が、好きなんだ」
あまりにも衝撃的な言葉に私は毛布から顔を出し兄を見つめた。
昔から兄も私に対して好意を抱いていたが、
家族の関係を壊したくなくてずっと言えなかったと言った。
「正直柚で何度もヌイた事もある。それぐらい柚の事が頭から離れないんだ」
そう呟く兄は少し照れていて、普段とは違う姿に胸がきゅんと締め付けられた。
互いに見つめ合えば、自然と顔が近づき言葉よりも先に唇が重なった。
ーーお兄ちゃんが私の事好きだったなんて。
その喜びは兄にも伝わっていた様で、優しい口付けから舌を絡める程の口付けへと変わる。
まだキスすらまともにしたこと無い私にとって、
兄の口付けはあまりにも気持ち良すぎた。
口付けをしたまま兄は私の上に被さりノーブラのTシャツの上から胸を優しく揉んできた。
「んっ」
小さく声を漏らせば揉んでいた手に力が入り、尖った先端をきゅっと強く摘んできた。
「乳首硬くなってるよ。気持ちいい?」
唇を離し、私を見下ろす兄はフット優しい眼差しのまま私の胸をイジってくる。
「ぁ、っ、ん!」
ビクビクさせながら感じる姿を見た兄は私からTシャツを剥ぎ取り、全裸にさせると両先端を舌で舐め始めてきた。
「こんなにカチカチにさせちゃって。いつから柚はエッチな娘になったんだ?」
クスクス笑いながら私の反応を見つめる兄。
その視線がまた恥ずかしくて私は顔を真っ赤にしながらも声を上げてしまう。
そして舌で転がすように舐めたり時には噛んだりとしながら、兄は下半身へと手を伸ばした。
イッたばかりの秘部に触れられただけでまた達してしまいそうなほど、全身は兄の愛撫で敏感になっている。
「お兄ちゃん‥っ、また‥」
「またおまんこイッちゃうか?ふふ、可愛いね」
兄は愛液で濡れた秘部の中に中指と人差し指をゆっくりと入れてきた。