第17章 人間のパーティー
リリアーナの紹介で沢山の令嬢を紹介してもらった。これで今後のパーティーの招待は大丈夫だろう。アインズがセバスとソリュシャンを引き上げさせるまでは、ね。
あぁそうそう、リリアーナ様が私と知り合った事を他の令嬢の噂伝に男性方にも届いたようで、初対面にも関わらず求婚はされるし、告白はされるしで……ジャックが大変だった。
全部保留にしたにも関わらず贈り物は何故かもらってくれと言われた為全てジャックに渡して馬車に。
現在その帰宅の馬車内では…
「これ全部燃やしましょう」
「だから燃やさないでって、何回言わせるの?」
とまぁ、ずっとイライラしながら拗ねております。
リリアーナ様いわく贈り物に男性の名が入ったメッセージカードがあったりするからメモして次にお礼を言う方がいいらしい。
だから燃やすなって言っているのだ。
ー屋敷到着後ー
「おかえりなさいませ」
「ただいま、セバス、馬車の贈り物を私の部屋へ運んでくれる?」
「かしこまりました」
「ジャックは任務へ行きなさい」
「かしこまりました」
部屋へ戻ってベッドへダイブ。疲れた…昔の貴族は毎回こんなことしてたのか…しんどいな…
まぁとにかくこれで私の顔と名は貴族に知れ渡った。これが吉と出るように導かなきゃね。
「「コンコン)失礼致します」」
「どうぞー、そこら辺置いといて。ソリュシャンは残って」
セバスが部屋を出ていって、ソリュシャンに着替えを手伝ってもらって再びベッドへダイブして堕天使モードへ移行。
「お疲れでしょうか?」
「ええ、男の相手は疲れるわ…あとで贈り物も記録しなきゃだし…はぁぁ…」
「宜しければ本日のご入浴お手伝い致します」
「!、それはいいわね、お願いしようかしら」
「かしこまりました。すぐに準備して参ります」
ソリュシャンは気が利くなぁ…私もソリュシャンみたいな女の子も作ればよかったかも…ジャックが嫌いって訳じゃないけどたまにウザいんだよなぁ…それでいったらモモンガさんの作ったパンドラズアクターもそうか。
お風呂行こーっと
久々にソリュシャンのエステを受けて体をリラックスさせて、やっと気分よくなって部屋に戻り、ジャックの報告を聞いて眠りについた…。