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【オーバーロード】慈愛の堕天使は王の秘書

第15章 部下達とのコミュニケーション



伝言を終えようとすると、最後に皆が心配していたから逐一連絡してやれとのこと。


「伝言ーメッセージー、アルベド」

「レミエル様?どうかなさいましたか?」

「いいえ、特にはまだ何もないのだけどアインズから心配していたからと聞いてね」

「申し訳ありませんっ、私等の為にレミエル様の大事なお時間を割かせてしまいっ」

「いいのよアルベド、何もなくてもこうして声が聞きたくなったらいつでも連絡して。私が長くナザリックを空けるのが初めてで不安にさせたかしら?」

「お慈悲に感謝致します。…そうですね、レミエル様はナザリックを指揮して下さる事が多かったのでいないと少し、寂しく感じてしまいます」

「素直ね、でもアルベドなら私がいなくてもナザリックを纏めあげてくれると確信しているわ。だって貴方はとても優秀だもの」

「レミエル様…!!!至高の御方にそのように仰って頂けるとは身に余る光栄です!」

「大袈裟ね。信頼していますよアルベド」

「はっ」


それから守護者みんなと連絡を取り、タイミングの悪かったデミウルゴス以外とは話ができた。
連絡してよかった。みんなの嬉しそうな声も聞けたし、お風呂に入ろうかな…。

ここには大浴場もあるし、一人で考え事をするにはちょうどいいわ。



「ふぅ……気持ちいい…」


アインズからの情報もあったお陰で大体の常識はわかった。あとはゆっくり調べていこう。

リアルで令嬢が主人公の漫画とかラノベ読んでてよかった。じゃなかったらこんな立ち振舞いわかんなかったわ。

にしても私不敬罪にならないよね?あっちも身分明かしてないし、今度会うことになったら知らなかったでまかり通ってやる。会いたくはないけど。

どうせなら目の保養になるイケメン寄越してほしいわ。デミウルゴスとジャックくらいのがいいなぁ

なんてくだらない事を考えていると伝言が来た。


「レミエル様、先程は失礼致しました」

「いいのよ、忙しいときにごめんなさいね」

「とんでも御座いません!御身の為であれば即座にそちらへ参ります!」

「そ、それは大丈夫。それより任務の方は順調かしら?」

「はい、滞りなく進んでおります」

「そう、流石はデミウルゴスね」

「お誉めいただき光栄です」


ほんと、優秀な部下がいると自分の至らなさを嘆きそうになるわ…。

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