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【オーバーロード】慈愛の堕天使は王の秘書

第13章 ナザリック進軍



リザードマンたちに警告をし、コキュートスとの対戦を告げ、私たちは近くに建てた拠点に身をよせた。


「こんなあばら屋で申し訳ありません、こちらにいらっしゃると聞いて急いで準備をしたんですけど…」

「いいのよアウラ、気にしないで。それに私たちがこちらに来るなんて想定できないもの。それにアウラが私たちのために作ったものだもの、ここはナザリックに匹敵する場よ」

「ありがとうございます!」

「しかしアウラよ、あれはなんだ?」


アインズが指を指した先にあったのは何かの骨でできたイスだ。


「簡素ですが玉座をご用意させていただきました」

「…なんの骨だ」

「様々な動物です、グリフォンやワイバーンの良い部分を集めました」

「そうでは……そうか」

「プッ…諦めなさいな」


今私はとてつもなく嫌な顔をしているだろう、けどアインズは何か思い付いたようにシャルティアを呼んだ。


「シャルティアよ!お前には罰を与えるという約束だったな、丁度いい、今この場で与えよう。そう、屈辱を」


シャルティアを四つん這いにさせ、その上にアインズが座った…。マジかぁ…。


「なるほど!お見事です!!守護者に座するとは確かに誰にもできない!つまりは至高の御身にこそ相応しい椅子!!」

「全く…シャルティアの罰がこんなって……じゃああの玉座は私が座ってもいいかしら?」

「もちろんでございます!」


人間の骨らしきものがあるから座りたくないんだろうなぁ…まっ、別に私はここにきてからあんまり気にならなくなったしいいんだけどね。

っていうかシャルティアのへん、ゴホン、まぁペロロンチーノさんだもんなぁ、好みの問題とかあるし、うん。


「さて、本題へと移ろう」

「やっとね、まぁいい感じに驚いていたし、第一段階はクリアじゃないかしら?」

「はい!完璧だと思います!」

「まったくでありんす」

「そうか、さてリザードマンたちの様子を見てみるか」


ミラーオブリモートビューイングでリザードマンの様子を見て、白いのと魔法の武器を持っていたのが見当たらない。魔法で間隔機関を作成し連結させると……規制事実を行っていた、からアインズがすぐ閉じた…。守護者たちが一斉に異を唱えていたが…。


「あはははっ」

「笑い事ではないぞ…」


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