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【オーバーロード】慈愛の堕天使は王の秘書

第12章 配下の失態と収穫


けれどコキュートスからはアインズが納得のいく考えがもらえなかったのか殲滅になろうとしかけた時、デミウルゴスからの提案を受け、殲滅から占領へと変更された。


「デミウルゴス、感心したぞ」

「何を仰いますかアインズ様!貴方様方は私の愚案などとうにお気付きだった筈。コキュートスを待っておられたのですね?」

「お前は私を買いかぶり過ぎている。私たちが望んでいたのは自らの考えを示して欲しかっただけだ」

「聞きなさい守護者たちよ。命令に盲目的に従っていればいい訳ではないわ。その前に少しだけ考えるのです、何が最もナザリックの利益に繋がるかを」

「「「「「「はっ!」」」」」」


「さてコキュートス、従ってお前の罰も変更だ。リザードマンたちをお前が統治し、ナザリックへの忠誠心を植え付けよ」

「けして恐怖での支配は厳禁よ」

「畏マリマシタ!コノコキュートス、アインズ様、レミエル様カラ頂いた御慈悲に見合ウ働キヲオ約束致シマス!」

「では守護者全員に出陣を命ずる!一つは囮として、そしてもう1つはリザードマンたちに我々の力を誇示してやるためだ!アルベド、兵の準備を整えよ、ガルガンチュアも起動させろ」

「かしこまりました」

「では各員行動を開始せよ!」


先にアインズ様だけ戻り、私はまだ玉座の間に残った。


「レミエル様…?」

「ごめんなさいね、最後に私から2つだけ。1つ、コキュートス、シャルティア。敗北した事実をしかと心に刻みなさい。その経験が貴方たちにとっても必ずいい方向へ行くことを願っています」

「「必ずや御身のお慈悲に見合う成果をお約束致します」」

「ええ、そしてもう1つ、先程私たちは考えなさいといいましたが、迷い、躊躇しているのであれば私の知恵を貸すわ。口を閉ざし、己の考えをしまうことは許しません、いいですね」

「「「「「「はっ」」」」」」

「では皆、準備をお願いね」


そして自分の部屋へ転移して、出陣の時を待っているとアインズから伝言で、天使状態での参列を命じられた

急いでユリを呼び出し、ドレスを見繕ってもらい着替えを手伝ってもらった。
ユリが選んでくれたのは意外にも桜色のドレス。

それを身に纏って転移でみんなの場所に行くと何故か女性陣に囲まれた…。

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