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キメツ学園ー番外編【鬼滅の刃】

第7章 僕だけに見えるもの


選別で、僕は恐ろしいものを見つけた。


何よりも恐ろしかった。そこらにうじゃうじゃいる、この世のものではない奴らより。


「?」


気持ち悪いほどの微笑みを張り付けて、首をこてんと傾けた。

じっと見つめる僕が不思議なのだらうか。


溌剌と輝き少し独特な色彩を放つ瞳。すらりとした鼻。唇はふっくらしていて、厚くもなく薄くもなく。


その美しさに、何か嫌なものを感じた。一気に僕という僕は彼女の全てに奪われてしまった。




































つまるところ、僕は、生まれて初めて恋をした。
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