• テキストサイズ


第3章 時雨の家


な「いや」
し「その展開でこれかよ」
な「展開なんかしるか!!男が嫌いって言ってるじゃん」
し「ふーん・・・」

な・・なんだよこいつ・・・
なんか少し企んでそうな顔にも見えるけど
どうでも良さそうな顔にも見える・・・・

とその時

し「ならその男嫌い、治してやってもいい」

え・・・?治す・・・?

そう言って時雨は自転車を走らせた

な「え・・・?うわぁ!!」

おもわず時雨の体に抱きつくように掴まってしまった
なっ・・・・・
ふぎゃあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!
ちょっ・・・ふざけんな!!!

し「男嫌いのわりには大胆なのな」
な「だってこれは時雨が!!!」
し「はぁ?掴まれって言ったし、抱きつけなんて言ってねぇし」

いや・・・だって・・・
いきなり走らせるから・・・

・・・・・///////////
わ・・私はいつまでこんな状態でいるつもりだ!!////

そう思い私は抱きつく状態ではなく、普通に掴まった

てか、今思えばなんで下の名前で呼んでんだよ!!
男を下の名前で呼ぶなんてこと小学生の時以来だよ!?
なんで普通に呼んでるの!?
てか違和感持つの遅っ!!!
・・・なんか時雨といると調子狂うなぁ

な「ていうか、いきなり泊まるなんて時雨の親に失礼じゃないの?」
し「俺の両親、今海外で住んでるからいないんだよ」
な「そ・・そっか」
し「お前も親に連絡しろ」
な「あぁwうち、もう親いないからw」
し「・・・」
/ 69ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp