第3章 時雨の家
な「わかった・・・時雨の家に泊まるよ・・・」
し「あっそ」
あっそ!?
あんたから言っといてそれはないだろ!!!
腹がたつなぁ~~~!!!
・・・まぁこんなこと言ったら泊めてくれなさそうだから言わないけど・・・
な「歩いてきたの?」
し「いや。これできた」
そう言って時雨は自転車をこいできた
な「そうなんだー」
し「ん。」
な「なに?」
し「後ろ乗れって言ってんの」
な「・・・はぁ!!??」
し「なんだよ・・・」
いやいやいやいや
今日で結構男子と触ってるんですけど・・・
最後に触ったのって小学6年の時が最後だし・・・
今日で男子と触りすぎなくらいなんだけど・・・
し「・・・あのよぉ」
な「ん?」
し「俺のこと嫌いなら別に泊まんなくてもいいから」
え・・あっ・・・そっか・・・
時雨は私が男嫌いなのはしらないんだ・・・
ちょっと悪いことしちゃったな・・・
な「あの・・ごめん・・・
実は私、男嫌いで・・・
別に時雨が嫌いってわけじゃないから」
し「・・・へぇー」
な「なによ」
し「別に。早く乗れ」
な「う・・うん」
私は仕方なく自転車に乗った
し「しっかりつかまっとけ」