第2章 放課後
「おい!」
な「ひぃ!!!」
私はいきなり腕をつかまれたので思わず変な声が出てしまった
でも掴まれた腕の先にはさっきまで一緒にいた時雨がいた
な「し・・時雨・・・?」
し「ったく。なんでこんなとこにいるんだよ」
な「だ・・だってぇ・・・暗いし学校の中覚えてないし・・・」
し「なに泣いてるんだよ」
な「こ・・怖かったんだもん・・・
時雨こそなんでいるのよ!!」
し「げた箱におまえの靴が残ってたんだよ」
え・・・?わざわざ探してくれたの?
し「ほら、いくぞ」
な「う、うん」
なんなのよ・・・
いつも意地悪だしムカつくし・・・
でも今のはほんの少しだけ・・・
かっこよかった・・・かな?
よく見ると私は時雨と手を繋いでいた
な「~~~~/////////」
し「なに?」
な「なんでもにゃい・・・/////」
し「は?」
時雨は気にしてないしふりほどいたら失礼だし・・・
いいかな・・・////
な「そういえば時雨ってどこから入ってきたの?」
玄関はもちろん閉まってるし・・・
し「窓」
な「開いてるの!?」
し「あぁ」
そう言っているうちに開いている窓から飛び降りた
し「早く来いよ」