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ヤキモチが止まらない【恋人は公安刑事】津軽高臣編

第6章 津軽さんの喜び組さん 《主人公目線》


「分かりました。バニーガールの制服を着ます!」


わたしが、そう答えると津軽さんは、一瞬びっくりした様な顔をした。


「へー、ウサちゃん、バニーガールになって、マッサージしてくれるんだ〜」


「はい、マッサージ先でお願いします」


「ふーん、へー、着れるの?これ?ウサちゃん?」


津軽さんが、袋から、セクシーバニーガールの下着を取り出して、わたしの目の前でヒラヒラさせた。
ドギツイセクシー下着が目の前で揺れる。


(こういう場合どうかわせばいい?冷静になれ!!わたし!兎に角、時間稼ぎをしながら考えよう!まさか、津軽さんの前で着替えろとまでは、言わないだろう)


「津軽さん 着替えますので、寝室お借りしていいですか?」


「いいよ。じゃあ、ウサちゃん着替えたら教えてよ」


津軽さんは、そう言うと、わたしにドギツイセクシーバニーガールの下着を渡した。


「た・の・し・み・だ・よ、ウーサちゃん」


わたしは、わざとらしい満面の笑みの津軽さんとは、目を合わせずに、津軽さんの寝室のドアを開けた。


(どうしよう!!とりあえず、これを着た場合の自分の姿を確認しよう)


!!!


(これってぇーーーー
ーー、なんで、パンツの下が開いてるのぉおおお!!!)



!!!



(えーーー、このままどうぞって、そーーーゆーーーこーーーとーーー!!!)



ブラ部分は、レースのヒラヒラが多いわりに露出度高くて、パンツ部分は、大事な部分が開いてて
これは無理!!絶対無理!! これで、マッサージ!!!無理!!無理!!!無理ーーーー!!


もう、逃げようよ、わたし!!それしかないって!!!
わたしは、セクシーバニーガールの下着を脱いで、自分の服に着替えると、そっと寝室の窓を開けて、寝室側のベランダに出た。


津軽さんのマンションの部屋は最上階、ビルからの脱出は、公安学校の脱出訓練で習った事はあるにはある。


下の階のベランダに行くのは、出来ない訳ではない。でも、下の階のベランダに光が漏れているので、下の階の住民が寝室にいる。多分、構造を見る限り、部屋の配置は津軽さんの部屋の間取りと同じようだ。






「ウーサちゃん。そっから逃亡しようとしてるの?」


!!!



「つっ...!津軽さん!!!」



「遅いから見に来たら、逃亡ねぇ」



!!!
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