第6章 津軽さんの喜び組さん 《主人公目線》
「つ、津軽さん、好きです!これで察してください!」
「!........! ウサちゃん!」
わたしは、それだけ言うと、受け取ったバックを持って津軽さんの部屋の玄関のドアを閉めた。
なんか、勢いで同棲しましょう!なんて言っちゃったよ。
だって、わたし達って同じマンションに住んでるのに捜査が入って別行動が増えると中々会えないし、恋人ならもっと一緒にいる時間があって当たり前って思うんだよね。
もし津軽さんと同棲する事が出来たら、二人の関係も今までと違う形になっていって、もっとお互いがお互いを信頼し合って落ち着いた形になってゆくと思う。
津軽さんだって、変なヤキモチを必要以上に妬く必要無くなるって思うんだよねー。
津軽さんは、わたしとの同棲についてどう考えてるんだろう?
そう思った時にバックの中の携帯電話のLINEの着信音がした!
津軽さんからだ。
『ウサちゃん、いつから同棲する?同じマンションだし俺はいつからでも大丈夫だよ。今週の土曜日ウサちゃん予定は?』
LINEを直ぐに開いたので既読がついてしまった。
じ、自分から同棲しようなんて言って置いて、津軽さんから了解を得ると緊張して来ちゃった!?
どうしよう!
えっと、、、、、、、、
『土曜日了解しました』
送信!
既読付いた!
直ぐに、津軽さんからの返信。
『土曜日楽しみにしてるよ。また近くなったらLINEする。おやすみ』
とりあえず、
『おやすみなさい』
って送信。
あーーーーーーー!
なんか、緊張するんですけどーーーーーーー!
こういう事、鳴子に相談したーーーーーい!
でも、出来ないから、あーーーーーーー!
自分から同棲しようなんて言ってしまって、今更後に引けないよー
あ゛〜〜〜〜〜〜〜〜!
あ゛〜〜〜〜〜〜〜~!
胃が痛い〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!