第4章 公休日明け〈主人公目線〉
わたしは、定時に仕事が終わると、津軽さんに連行され車に乗せられた。
「ウサちゃん 偽証罪ってわかってるよね?」
「偽証罪ってー!!」
「偽証罪だろ?津軽さんに嘘の証言したんだから。後、不貞行為に、津軽さんの精神的苦痛、ウサちゃん大変だね、後、黙秘権も、弁護士も無しだからね。ウーサちゃん」
わたしは、津軽さんにランジェリーショップに連れて来られた。
「ウサちゃん、津軽さんの喜び組さんの制服買わないとね」
「ランジェリーショップに制服とか売ってませんよ!」
「ウサちゃん、津軽さんが、好きな制服は、ランジェリーショップに売ってるんだよ。津軽さんの、よ・ろ・こ・び・ぐ・み・さ・ん」
わたしは、無理矢理引き摺られる様にして、ランジェリーショップに足を踏み入れた。
イケメンの津軽さんが、ランジェリーショップなどに、入るから、ショップの人も、お客さんも、みんなの視線が、津軽さんに注がれている。
津軽さんは、ランジェリーショップを色々とわたしを引き摺りながら回って、
「津軽さんの喜び組さんには、やっぱりあれだな」
と言った。
そして、「貴女と彼の素敵な夜を演出する、セクシーランジェリー」のコーナーに連れて行かれた。
そこには、様々な ハニートラップでも、使わない様な強烈なセクシー下着で溢れていた。
(いやいやいやいや、津軽さんこんなの無理ですーーーー!!)
「津軽さんの喜び組さん、どの制服にしようかなー」
「つ、津軽さん!あのう....別の方向性で喜び組したいんですけど」
「ウーサちゃん、津軽さんの喜び組さんは、津軽さんに口答え で・き・ま・せ・ん」
(えーーーーー、無理だよ、こんな下着ーーーー、って言うか、下着とか、津軽さんに見せた事ないでしょーーー!!)
津軽さんは、楽しそうに、セクシーランジェリーを見ている。
そんな津軽さんと、わたしをショップの店員さんとお客さんが頬を紅潮させて見ている。
超イケメンの津軽さんが、セクシーランジェリーを選ぶ姿も、やけに色気が漂い過ぎて、店中の熱い視線が、集まるのは、仕方ない。
「ウーサちゃん、これなんかどうかな?」
「えーーーーーー!!これって、スケスケじゃないですかーーっ!!」
「ウサちゃん、大きい声出さないの。みんなびっくりして、ウサちゃん見てるよ」
(だって無理ーーーーーーーーー!)