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【ポケモン】パシオで恋して

第5章 ※Ever green!④


「こうして油断させておいて——」

グリーンは突然顔を上げ、ゆっくりと腰を引く。

「っ…!」

軋むような刺激に腰が揺れる。

「甘い時間はどうだった?お姫様」

「…う、そ…だったの…?」

あんなに心惹かれ、胸を焦がすような言葉が、私を油断させる冗談だった?

「オレに仕返しなんて1万光年はやいんだよ」

抜けそうになる寸前で動きが止まる。そしてまた、じっくりと奥を探るような動きで押し込まれる。

固い先を入口に引っ掛けてから、愛液を絡めて奥までじわじわと突き刺す。中でさらに固さを増し、卑猥な水音を立てながら粘膜を陵辱する。

「ああ違った。1万光年は時間じゃなく距離だったな」

「止まって、ねぇっ…くるし…ぃ」

「距離ならむしろマイナスだな。入っちまってるもんな」

ゆっくり、焦らすように擦られるたびに、声が漏れてしまう。先ほどとは対照的な、淡々と話すグリーンは、いつにも増して意地悪く見えた。

「いたぃ、うそ…つき…」

「本当に痛いだけか?どんどん濡れてきてるぜ」

「ひど…ぃ、や、あぁぁぁ…」

動揺、痛み、羞恥、混乱、快楽、悦び。そして、悔しいほど抗えない愛しさが、複雑に絡み合って頭の中を駆け巡る。

熱い律動に犯され続け、声が枯れる頃には、だんだんと——痛みに甘い痺れが混じり始めていた。

痛みと苦しさの奥から、じんわりと内側を撫でるような、初めてのくすぐったさが芽生え始める。

と、突然腰の動きが止まる。

「…嘘な訳ねーだろ」

「……っ…それ…さっきの…」

不意に腰を持ち上げられる。

「なんでもねぇよ」

「……え?あ……あぁぁ…!」

違う角度からグイグイと押し込まれ、鈍く甘やかな痛みが身体の芯から突き抜ける。抱き起こされ、弱いところに当たる角度でゆらゆらと腰を揺さぶってくる。悲鳴じみた喘ぎは唇で塞がれ、腰の動きはさらに激しさを増していった。

閉じたふたりきりの世界。夢中になりながら、抜け出せない底無しの愛に堕ちてゆく。


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