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【ポケモン】パシオで恋して

第5章 ※Ever green!④



「……っ、はぁ…はぁ……」

くたりと力を失ってベッドに沈むと、すぐにグリーンの腕が伸び、そっと抱き寄せられた。

意識に膜が張ったように頭が重い。達した余韻が身体の奥に残り、とろんとした瞳でグリーンを見つめる。グリーンはフッと微笑んで、額に優しく口づけた。

「大丈夫か」

「……う、ん」

甘えたくなって身体を寄せた。グリーンは何も言わず肩を抱き、ゆっくりと髪を撫でた。

「随分気持ちよさそうだったな」

冗談めかした言葉とは裏腹に、グリーンの指先はまだ優しく髪を梳いている。普段見せない柔らかな笑顔を向けられ、目が合うだけで見惚れてしまう。

「自分の身体じゃないみたいだった…」

なんて言ってから、先ほどまでの行為を思い出して急に恥ずかしくなった。布団を頭から被って悶絶すると、グリーンにすぐ布団を剥がされる。

「おい、そんなに恥ずかしがることかよ」

くぐもった笑い声に気を取られている間に、グリーンはゆっくり濡れた太腿の奥へと指を忍ばせる。太腿の内側を撫でられぴくりと揺れた。

「まだ…全部終わってねーだろ」

妖しく豹変する声が、穏やかな時間を終わらせる。

さわさわと撫でていた手が、膝を優しく開こうとする。それに従うように、脚の力を抜くと、グリーンは指先で太腿を撫でながら、どこか嬉しそうに口元を緩めた。

「やっと懐いてきたな」

「私は…ポケモンじゃない」

あの日砂浜で交わした冗談も、なぜか今だと甘い駆け引きだ。

指が蕾へと辿り着き、ゆっくりとなぞる。感触を確かめるように、くるくると指先で撫でてから、そっと押し当てた。
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