• テキストサイズ

【ポケモン】パシオで恋して

第11章 お祭り騒動


「そうだけど?」

男の子は、フシギバナを見て目を爛々と輝かせる。

「すごい…ホンモノだ!ボク、あなたのフシギバナに憧れてフシギダネを育てているんです!リーフさんのフシギバナは世界一です!」

男の子の言葉に、それまでむくれていたリーフちゃんの表情にパァッと花が咲いた。

「ほんと?うれしぃーーっ!そうなの!うちの子ね、きれいでかわいくてカッコよくて最高なの!ほら、ここ見てみて!」

リーフちゃんは、男の子とフシギバナの品評会を始める。

「わぁ、こんなに美しい葉にもうどくが…!」

「そこは触っちゃダメだからね。そのかわり、ここに抱きついて匂いをかぐとね、最っ高なの!あぁ〜好き!たまらない!このワイルドな匂い!」

「ボクのフシギダネは…甘い!ここのシワから甘い匂いが!」

「その匂いがね、成長に連れて個性が出てくるのよ!甘い匂いは今しか嗅げないの!」

「わかりました!毎日嗅ぎます!」

何やらすごく盛り上がっている。邪魔しちゃ悪いと思いふたりから距離を置いた。

/ 452ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp