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【鬼滅の刃/不死川兄弟】紫苑ノ端唄【原作沿い】

第5章 私は忘れられなかった話。


□悩み事


___彼の真っ赤な顔が忘れられなかった。


◆◆◆◆◆◆◆

好きだと言ったあの日から1週間がたった。

「(せ、接吻は愚か…鍛錬以外マトモに話すらしてくれないんだけど………。)」

彼が照れ屋なのは100も承知なのだが、コレは流石に照れ屋とかそう言う問題では無い気がする。

「……玄弥君、今日の夕ご飯何が……。」
「な、なんでもいいっ!!! 」
「え、ちょっと……っ! 」

毎度こんな感じなのだ。私が鍛錬以外で近寄るとまるで尻尾を巻くようにヒョッと逃げ出してしまう。

「行っちゃったよ。林檎みたいな顔して…。」

毎度顔は真っ赤でとても可愛いが、こちらとしては他の顔も見たいと思う。

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