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【鬼滅の刃/不死川兄弟】紫苑ノ端唄【原作沿い】

第4章 俺が想いを伝えた時の話


□きっかけは突然に


___秋が過ぎ、冬の空気を感じる。
そんな時期。きっかけは唐突に訪れた。


「玄弥君!!温泉旅行に行こう!!」
「…………は?な、何言ってんだ!?」

は時々、突拍子の無いことを言い出す。

「1泊だけなんだけどさ。どう?」

悲鳴嶼さんには二人で行く許可を取ってある。と
誇らしげに言っているが何故相手が俺なのだろうか。


「カナヲか胡蝶さんソレか甘露寺さん…女と行けばいいだろ?その方が良いよ。男と行っても意味ねぇじゃん。………混浴でもあるまいし。」


温泉に男と行っても殆どバラけて居て意味が無いだろう。

一緒に住んでいるんだから風呂上がりなんてほぼ毎日一緒にいる訳だしわざわざ誘う意味が分からないと言う俺にはコテンと首を傾げた。


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