第3章 学校生活の始まり
そんなことを考えながら、周りを見回すと、皆、友達を早く作ろうと色々な場所で立ち止まってしまっているのが見えた。
その為か多少の渋滞をおこしてしまっていた。
「皆さん、早くお友だちを作りたいのは分かるんですが、受付後なら会場で入学式が始まる前までは話せますので、そちらでお願いしますね」
先程、番号を案内してくれた先輩らしき人がてきぱきと一年生を案内番号に振り分け、あっという間に渋滞は緩和されていた。
「……ちゃん、……四季ちゃん!」
「…えっ!」
「私はもう終わったから次だよ?」
前を見ると、受付にいた女の先輩が苦笑いをしながら待っていてくれていた。
「す、すみません!」
「大丈夫ですよ。なれない環境ですからね」
そう言って、その先輩から今日の予定の確認や提出書類などを受け取り、最後にアンケートを渡された。