第3章 学校生活の始まり
「これは…?」
「これは、アンケートなんだけど、寮を決めるための大切な物なの。今日の午前中には回収してしまうから、早めに書いてね。ちなみに白紙でも大丈夫だけど、そうすると、空きのある寮に適当に割り当てられるから気を付けてね」
「分かりました、ありがとうございます」
「じゃあ、これで受付は終了になります。これから頑張ってね」
「はい、ありがとうございました」
受付が終わるとそこには海藤が待っており、一緒に会場へ向かった。
「寮、どこになるだろうねー」
そう言って、海藤は先程受け取ったアンケート用紙を取り出した。
「なんかね、性格によって割り振りされる?らしいよ。ほら、大人しいとか、活発とか?同じ寮だと嬉しいんだけどねー」
「そうだね、でも女子だけで3寮なんて多いよね…」
「男子も3寮あるし、マンモス校だよね、この学校。あ!そういえば、もう四季ちゃん、気になる人見付けちゃったの!?」
「…へ?」
「だって、さっき後ろの方見たまま固まってたからさ」
「あ、いや、そういうわけじゃないんだ」
「なーんだ、つまんないの(笑)」
そんな話をしているうちに会場へ着き、4組の席に座った。