第4章 カフェ
四季は紅茶とベリータルト、海藤はオレンジジュースとチョコレートケーキを注文し、食べ始めた。
「凄く気さくな先輩だったね」
「うん…」
「あれ?もしかして気になってる?」
ニヤニヤとしながら海藤は話し続けた。
「しかも、四季ちゃんは下の名前で呼んでたのに、私は苗字呼びだよー。いいな~羨ましい(笑)」
「もう…からかわないでよ」
「私だって気になる人の話はしてるんだから平等に話したいじゃん!」
「気にならないっていったら嘘になるけど…」
「そんなんで、いいのいいの!あー恋バナって女子トークの中で一番楽しみにしてたんだよね!」
「もう……あ、このタルト美味しい…」
タルトを口にした四季がそう言うと、海藤も注文していたケーキを口にした。
「え?本当だ…すごく美味しい!」
「メニューに書いてあったけど、これって男子寮の料理教室の人が作ったってあったよね?」
「けっこう本格的なんだね…人気なのも分かるかも」
あっという間に食べ終わった二人は、時間も遅くなり会計へと向かい、先ほどの無口な先生に会計をお願いした。
「ありがとう…ございました」
会計が終わり、カフェを出ようとすると、七瀬が二人に声をかけた。
「ありがとう。どう?美味しかった?」
「はい!美味しかったです!」
「日によって違うメニューがあるときもあるから、是非また来てね」
「「はい!」」