第4章 カフェ
~放課後~
「じゃあ、また後でねー!」
海藤と別れ、四季は別館のカフェへと向かった。
入口にオープンとの看板が掛けられていたが、外から見る限り人が誰も見当たらなかった。
「失礼します…?」
パタパタ…
「いらっしゃいませ~。お待たせしました」
店の奥から、随分と小柄な女性が出て来て、四季はペコリと頭を下げた。
「あ、あの…初めまして。」
「あ!もしかして、オパールの新入生じゃない?」
「は、はい!関谷と申します」
「初めまして~。私はこのカフェの指導員の野々村です。よろしくね!」
野々村と名乗った女性は四季をカウンター席に案内した。
「コーヒーと紅茶、どっちがいい?見学ついでに一杯ご馳走させて」
「ありがとうございます、じゃあ紅茶でお願いします」
「ちょっと待っててね」
カフェの中は白を基調としたテーブルや椅子に、観葉植物や風景画などが飾られたシンプルな作りになっていた。