第4章 カフェ
「とりあえず、海藤さんも関谷さんも、今日の授業が終わり次第、見学に行ってみた方がいいと思いますよ」
「分かりました、行ってみます!」
今日の授業は、まだ初日なこともあり、あっさりと終わってしまい、あっという間に昼食の時間となった。
ここの学園には食堂が2箇所あり、生徒が自由に好きな方を選べるシステムであった。
「とりあえず、近い方にいってみようか?」
「そうだね」
メニューも豊富にあり、飽きることはなさそうな食堂である。
「それにしても、今日の放課後楽しみだねー。終わったらカフェの方の感想も聞かせてね!」
「私もガーデニングの方の話も聞かせてね」
そんな会話をしながら食事をしていると、前日に話していた海藤の気になっていた男子生徒が、食堂へと入ってくるのが見えた。
「そういえば、昨日話してた気になったって言ってた人、佐原くんって言うんだね」
「そうそう!今日の自己紹介の時に私も聞いてた!」
「ちょっと、近寄り難い雰囲気だったよね…教室でもずっと本読んでたし…」
「そうなんだよね……私、本とかあんまり好きじゃないからなぁ~…話し掛けづらいよね」
「私もそんなに本は得意じゃないなぁ…」
「ま、なんとか頑張ってみる(笑)」
食事を済ませ、二人は教室へと戻った。