第4章 カフェ
「栗城先輩!おはようございます!」
今日から本格的な寮生活のはじまりである。海藤と2人、寮長に挨拶をし、初日に話のあった別館での社会活動について話を聞きにきたのである。
「あの別館での活動のことなんですが…」
「あ、もしかして何か気になるのでもあった?」
そう、栗城が聞くとまずは海藤から話しだした。
「私はガーデニング教室なんですけど…どんな活動をしてるんですか?」
「基本的には種から育てた花とかハーブを販売するのがメインですね…あとはフラワーアレンジメントの販売等もするようですね」
「本格的なんですね…初心者でも問題ないんですか?」
「どの活動でも初心者は歓迎ですよ」
「じゃあ、私はそれにしようかな…」
「海藤さんはガーデニング希望ですね…関谷さんはどうしますか?」
「私はカフェが気になるんですが…」
「カフェ!?カフェは私も参加してるんだけど、人数が少なくて……関谷さんが来てくれるなら大歓迎!」
話によると、男子寮にあるカフェは昔から続く伝統のお店らしく、人気があるのだが、女子寮の方はあまり人気はないようだった。
特に女子寮では他の施設を希望する生徒が多く、スタッフ自体も少ないとのことだった。