第32章 TRIGGERだから
おまけ
●夢
楽「春人よ。作曲の途中で死んでしまうとは何事だ」
『楽?なんですか、その変な格好は』
楽「私は楽ではない。この世界の神である」
『……』
天「ちなみにボクは悪魔」不本意だけど
龍「俺は天使らしいよ」俺でいいのかなぁ
『なんか始まった』
楽「春人よ。作曲の途中で死んでしまうとは何事だ」
『それさっきも聞きましたけど。もしかして私、曲を完成させられずに死にました?』
天「そういう事。ご愁傷様」
龍「今までお疲れ様。これからは天国で、ゆっくり休むといいよ。春人くん」
天「は?彼は地獄行きでしょ」
龍「天国だよ!」
『ワンチャン生き返りは』
楽「ねえな」
天「絶対に地獄。
ボクらに “ 盛大な隠し事 ” したまま死んだんだから、地獄一択」
『ぎく』
龍「春人くんにも色々と事情があったんだよ!それに、あんなに俺達の為に働いてくれたじゃないか!天国ったら天国!」
天・龍「「神様、ご判断を」」
楽「……」
『……』
楽「ペットボトルのキャップも開けられない奴は、地獄」
『なにそれ』
楽「ちなみに、永遠に鼻から蕎麦を食わなければいけない地獄行きだ」
『なにそれ!』