第16章 泣いてなんて、ないよ
おまけ
●噂のプロデューサー
八乙女プロ スタッフ1
「ほい。コーヒーで良かったか?」
八乙女プロ スタッフ2
「ありがとうございます、先輩!」
1「そういやお前、最近ちょくちょくTRIGGERのプロデューサーと絡んでるよね」
2「はい。一緒に、ある企画に携わってるんです。何かあったんですか?」
1「いや、俺あいつ苦手なんだよな。ツラは良いし仕事出来っから、女の子達はキャーキャー言ってっけどよ。なんか人間味ねぇだろ。笑わねぇし、冗談とか言わなさそうだし」
2「たしかに…
あ。噂をすれば。あっちから歩いてくるの、TRIGGERとプロデューサーですよ」
天「時計」
龍「いるか!」
『カテーテル』
楽「………ルーレット」
天「鳥」
龍「りす!」
『スペクタクル』
楽「………ルビー」
天「ビーツ」
龍「つき!」
『キャミソール』
楽「………っ!また ル かよ!」
『ふふ。楽は、しりとりが苦手ですか?些か語彙が乏しいのでは?』
楽「お前の後が圧倒的不利過ぎんだよ!!もう ル は出し尽くしたわ!!」
1「……あれ?なんか、感じ変わった…?あの人」
2「っすねぇ…」