第110章 どんな時もそばで
おまけ
●実は隠れて見ていた
・7人の場合
紡「み、皆さん…っ、もうちょっと小さくなって、気配消してくださいっ」
大和「はは、それは無理かなー。だってお兄さん達アイドルだし?滲み出ちゃうよねー、オーラ」
ナギ「彼女に意地の悪い質問をしたあの記者、ワタシが必ず報復してやりましょう。せいぜい夜道には気を付けて歩くことです」
三月「しっかり権力持った奴が言って良い冗談じゃないな!」
環「〜〜っ。がんばれ〜がんばーれーぇ」←頑張れオーラを送っている
壮五「彼女は歌の神様に愛された、限りなく神様に近い存在なのに。どうしてそんな人を、マスコミは叩きたがるのか理解出来ないな」
一織「逢坂さん、そういう類の単語を発する時は、真顔やめた方がいいですよ」
陸「どうかこの会見が無事に終わって、彼女とTRIGGERが当たり前のように、一緒に働ける日が来ますように…」
・4人の場合
百「了さん本当に彼女のこと気に入ってるんだ…あの人が他人の為にここまでしちゃうなんてマジで驚き!」
岡崎社長「いいなぁ。かっこいいなぁ社長ズ。ねぇねぇ俺も出てったら駄目かな?彼女と面識どころか、喋ったことすら一回もないけど。旧友ですーみたいな顔してさ」
凛人「いまそのノリで出て行ったら、僕はあなたと兄弟の縁を切ります」
千「じゃあ僕は契約を切ろうかな」
岡崎「出て行きません!出て行かないから、それだけはマジ勘弁して」
・5人の場合
トウマ「こうやってモニター越しに見てるだけで、胃が痛くなってきた…」
士郎「あっ、胃薬いります?」
悠「なんでここまでしなきゃいけないんだろ。なぁ、エリってそんな悪いことした?」
巳波「世間は常に、何か叩く対象を探しているものなのですよ。その網に、偶然彼女が引っかかってしまった。ただ、それだけなのかもしれませんね」
虎於「指先が…冷たかったんだ。俺の頬をつねる指先が。気丈に振る舞ってはいたが、相当 堪えているんだろう。全部終わった暁には、冷え切った彼女を俺が温めてやる」
士郎「あっ。だから密かにスイートルーム押さえてたんですか?ウケますね!」
トウマ「ははっ、ウケる」
悠「ウケるー!」
巳波「ウケます」
虎於「ウケは、狙っていないんだが…」